
MACK THE KNIFE – ELLA IN BERLIN Ella Fitzgerald
Recording 1960
Label Verve
圧巻。その一言に尽きる。
どこまでも伸びやかな声、声質は透き通っているわけではないのだけどそれがまた味を倍増させる。
例えば4番のTHE MAN I LOVEを聴きながら、エラのアレンジの通りにそれを歌おうとしたらどうなるかを考えてみる。それはそれは壊滅的な仕上がりになるだろうと(もはや仕上がらない)。当たり前に聴いていたエラの歌唱力の正確さを改めて実感する。
何よりもこのCDを聞くたびに印象に残るのは、1曲1曲歌い終わる度に「thank you」と何度も言うエラの人柄。
私はただただそう言う人が好き。
実際エラがどう言う性格だったなんて分からないけど、私は何度も何度もしつこいくらいに「ありがとう」と言うエラが好き。
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